特許
J-GLOBAL ID:202403013156686929

CRISPRタイプI-Dシステムを利用した標的配列改変技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松谷 道子 ,  冨田 憲史 ,  笹倉 真奈美
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):JP2020011283
特許番号:特許第7489112号
出願日: 2020年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 細胞内の標的ヌクレオチド配列を改変する方法であって、該細胞に、 (i)CRISPRタイプI-DのCasタンパク質 Cas3dをコードするDNA、Cas5dをコードするDNA、Cas6dをコードするDNA、Cas7dをコードするDNA、及びCas10dをコードするDNAを含むベクター系又は発現カセット系、及び (ii)前記標的ヌクレオチド配列と塩基対を形成する配列を含むcrRNA、又は前記crRNAをコードするDNAを導入することを含み、 前記ベクター系が、第一のベクター及び第二のベクターを含む2以上のベクターからなり、 前記発現カセット系が、第一の発現カセット及び第二の発現カセットを含む2以上の発現カセットからなり、 ここに、各ベクター又は各発現カセットは、Cas3dをコードするDNA、Cas5dをコードするDNA、Cas6dをコードするDNA、Cas7dをコードするDNA、及びCas10dをコードするDNAからなる群より選択される少なくとも1つのDNA、及び前記DNAの転写を調節する調節エレメントを含み、 前記Cas3dをコードするDNA、Cas5dをコードするDNA、Cas6dをコードするDNA、Cas7dをコードするDNA、及びCas10dをコードするDNAの5’末端および/または3’末端側に核移行シグナルをコードする配列が付加されており、ここに、前記核移行シグナルは、モノパータイト型核移行シグナルまたはバイパータイト型核移行シグナルであり、但し、Cas7dをコードするDNAの5’末端および/または3’末端側にはモノパータイト型核移行シグナルをコードする配列が付加されており、 前記第一のベクター又は前記第一の発現カセットが、Cas3dをコードするDNA、Cas5dをコードするDNA、Cas6dをコードするDNA、及びCas10dをコードするDNAからなる群より選択される少なくとも1つのDNAを含み、該DNAの5’末端側及び3’末端側の両方に、バイパータイト型核移行シグナルをコードする配列が付加されている、方法(但し、ヒトの生体内における方法を除く)。
IPC (5件):
C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12N 15/31 ( 200 6.01) ,  C12N 15/55 ( 200 6.01) ,  C12N 15/113 ( 201 0.01) ,  C12N 15/63 ( 200 6.01)
FI (5件):
C12N 15/09 110 ,  C12N 15/31 ZNA ,  C12N 15/55 ,  C12N 15/113 Z ,  C12N 15/63 Z

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