抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ANCシステムでは,参照マイクロホンで騒音を取得しその信号を基に騒音フィルタを適応的に更新し,騒音制御フィルタの出力を用いて疑似騒音を放射する二次音源を駆動し,誤差マイクロホン地点で騒音低減を実施。
・しかし,二次音源からの疑似騒音が参照マイクロホンに入る音響フィードバック閉ループでシステムが不安定化するので,二次音源から参照マイクロホンまでのフィードバック経路をモデル化し事前補償の機構が必要。
・二次音源から誤差マイクロホンまでの音響伝達関数の周波数特性補償では,適応アルゴリズム(FxNLMS)で参照マイクロホン信号に二次経路モデルを畳み込み,それを騒音制御フィルタ更新に用いて安定性を確保。
・しかし二次経路モデルに誤差があるので,二次経路とフィードバック経路をオンラインで推定する必要があり,広帯域騒音下で二次経路およびフィードバック経路を同時に推定するANCシステムを提案。
・提案システムのシミュレーションを行い,2回の経路変動が生じても,約10dbの騒音低減効果があることを確認。