抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高周波誘電加熱は食品の解凍,加熱及び乾燥のようなさまざまな目的に使用される。最近,パワーデバイスの普及により,小型,高性能,および高周波電源を得ることが容易になった。しかし,社会構造の変化に伴い冷凍食品製造・利用技術の必要性が増しており,より便利な冷凍食品関連機器や要素技術の開発が期待されている。本研究では,冷凍庫における食品温度の制御性を改善するために,冷却と誘電加熱の両方に使用できる基本的な試験装置を開発した。冷凍庫内の平行電極間に試料を置き,光ファイバ温度システムを用いて温度を測定し,CCDカメラを用いて試料の状態を観測,記録しながら高周波電力を印加した。開発したデバイスを用いた実験は,誘電加熱が試料温度に影響を及ぼすことを確認した。さらに,発熱量の少ない試料(蒸留水)の場合,高周波電力の大部分は整合回路により消費されることがわかった。また,試料が過冷却状態から解放されると整合状態が変化することも確認した。エネルギー収支も分析した。(翻訳著者抄録)