ウェルビーイング向上に寄与する街の要素を探索するため,6地域で17回にわたり,市民,自治体関係者,民間企業職員,研究者や学生等と共に調査活動「イネーブリングシティ・ウォーク(Enabling City Walk)」を行った。各自が実際の街を歩きながら,ウェルビーイングに関連すると感じた要素を,写真や主観申告と共に投稿する。街に対する主観アンケートが位置情報や属性情報と紐づいて収集されることで,街の新たな空間データとしての価値を持つようになり,平面分布や時系列,統計解析など様々な分析が可能となった。今後は,地域性や市民の多様性に配慮したウェルビーイングな建築・まちづくりに向けた設計手法の構築を目指す。(著者抄録)