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J-GLOBAL ID：200902202334313933   整理番号：08A0285367

糸魚川-静岡構造線活断層北部・松本地域における反射法地震探査

Seismic Reflection Profiling Across the Northern Part of the Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line Active Fault System, Matsumoto, Central Japan

著者 (10件)： 松多信尚 (東大 大学院理学系研究科) ,  池田安隆 (東大 大学院理学系研究科) ,  東郷正美 (法政大 社会) ,  今泉俊文 (山梨大 教育人間科学) ,  佐藤比呂志 (東大 地震研) ,  戸田茂 (京大 大学院理学研究科) ,  田力正好 (東大 大学院理学系研究科) ,  加藤一 (山梨大 教育人間科学) ,  石山達也 (京大 大学院理学研究科) ,  井川猛 (地球科学総合研)
資料名： 東京大学地震研究所彙報  (東京大学地震研究所い報)
巻： 82  号： 1  ページ： 45-55  発行年： 2007年08月20日 
JST資料番号： S0002A  ISSN： 0040-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 活断層の分布が複雑な松本盆地南部東縁で反射法地震探査を実施した。その結果,1)牛伏寺断層に近接して地表に分布する牛伏寺前縁断層は牛伏寺断層より分岐した断層である可能性が高い。2)牛伏寺断層はやや西傾斜の高角な左横ずれ成分が卓越する断層と考えられる。3)赤木山断層は逆断層成分が卓越する西傾斜の断層で,地下1kmで低角な東傾斜の断層に収れんし,赤木山はウェッジスラストによって形成されたと考えられる。この東傾斜の断層と牛伏寺断層は地下浅部で収れんしている可能性が強いという,断層の地下形状の解釈を得た。

シソーラス用語： *活断層 ,  構造線 ,  断層 ,  *反射法地震探査
準シソーラス用語： 逆断層 ,  牛伏寺前縁断層 ,  牛伏寺断層 ,  糸魚川-静岡構造線

分類 (2件)： 地震探査  (DE10030B) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 糸魚川-静岡構造線 ,  活断層 ,  松本 ,  地域 ,  反射法地震探査