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J-GLOBAL ID：200902204673522056   整理番号：08A0385891

Ni-Mn-In新強磁性形状記憶合金の磁気特性

著者 (9件)： 安田泰士 (東北学院大 大学院工学研究科) ,  鹿又武 (東北学院大 大学院工学研究科) ,  貝沼亮介 (東北大 多元物質科研) ,  伊東航 (東北学院大 大学院工学研究科) ,  及川勝成 (東北学院大 大学院工学研究科) ,  石田清仁 (東北学院大 大学院工学研究科) ,  小山佳一 (東北大 金属材料研) ,  渡辺和雄 (東北大 金属材料研) ,  西原弘訓 (龍谷大 理工)
資料名： 東北学院大学環境防災工学研究所紀要(CD-ROM)  (Bulletin of Environmental and Disaster Prevention Research Institute, Tohoku Gakuin University (CD-ROM))
号： 19  ページ： ROMBUNNO.2-3  発行年： 2008年03月25日 
JST資料番号： L2125B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,強弾性と強磁性の2つの機能を有するマルチフェロイック合金が,機能材料として期待されている。この様な磁場で制御可能な強磁性形状記憶合金は,応答性が速いため新たな機能材料として国内のみならず,国外でも注目を浴びている。そして,この種の強磁性形状記憶合金の中でもNi-Mn-Ga合金が最も多く研究されている。本稿では,Ni-Mn-In合金に現われる多彩な相転移の機構を調べるため,Ni₅₀Mn_50-xIn_x(10≦x≦25)合金に焦点を当て,その物性を調査した。まず,Ni₂MnIn合金の室温におけるX線回折パターンとNi₂MnIn合金の母相の結晶構造を示した。次に,Ni₅₀Mn_50-xIn_xの室温における格子定数のIn濃度依存性を示した。そして,磁場を作用させることで,磁場誘起逆マルテンサイトを観測したことから,磁場によって形状を変えることができることが示された。

シソーラス用語： *合金 ,  *強弾性 ,  *強磁性 ,  *形状記憶合金 ,  *ニッケル合金 ,  マンガン含有合金 ,  インジウム含有合金 ,  結晶構造 ,  格子定数 ,  化学組成 ,  X線回折 ,  *逆変態 ,  *磁場効果
準シソーラス用語： マルチフェロイック合金 ,  *逆マルテンサイト変態

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： Ni ,  Mn ,  強磁性形状記憶合金 ,  磁気特性