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J-GLOBAL ID：200902218458521554   整理番号：09A1266687

医薬用たんぱく質の高速分離・精製・回収用高勾配磁気分離システムの回収率改善の検討

著者 (7件)： 植田浩史 (早稲田大) ,  石山敦士 (早稲田大) ,  我妻洸 (産業技術総合研) ,  古瀬充穂 (産業技術総合研) ,  淵野修一郎 (産業技術総合研) ,  柁川一弘 (九大) ,  小泉達雄 (住重)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会秋季講演概要集)
巻： 81st  ページ： 196  発行年： 2009年11月18日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は,医療用たんぱく質のうち特に血清中に微量存在する重要な免疫グロブリンの分離・精製に超電導マグネットを用いた高勾配磁気分離システムを応用する研究を行ってきた。既存技術では,分離できる磁気ビーズの大きさは約1.5ミクロン程度以下には出来ないが,超電導マグネットを用いることにより磁性ナノ微粒子を高勾配磁気分離で効率よく分離・精製できることをこれまでに実験的に示した。しかし,磁性ナノ微粒子を高効率に回収するには,フィルターの開発が重要である。捕捉されたビーズは,磁場をゼロにしても,残留磁気によりビーズ同士が互いに引き合って大きな塊となり,残留磁気が残っているフィルターに捕捉されたままで,回収されにくいためと考えられる。そこで,我々は,ビーズおよびフィルターの残留磁気を,超電導マグネットを交流消磁回路として利用する方法でナノビーズの回収率の改善を試みたので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *超伝導磁石 ,  血清 ,  免疫グロブリン ,  分離 ,  精製 ,  ナノ粒子 ,  残留分極 ,  粒状材 ,  消磁
準シソーラス用語： *磁気分離装置 ,  *高勾配磁気分離 ,  磁性粒子 ,  残留磁気 ,  磁気ビーズ

分類 (1件)： 超伝導磁石  (BM04042N)

引用文献 (5件)：

• AGATSUMA, K. Abstracts of CSJ Conference, 2007. 2007, 77, 132
• UEDA, H. Abstracts of CSJ Conference, 2007. 2007, 77, 133
• AGATUSMA, K. Abstracts of CSJ Conference, 2007. 2007, 78, 126
• AGATUSMA, K. Abstracts of CSJ Conference, 2008. 2008, 79, 218
• UEDA, H. Abstracts of CSJ Conference, 2008. 2008, 79, 219

タイトルに関連する用語 (5件)： たんぱく質 ,  精製 ,  収用 ,  高勾配磁気分離 ,  回収率