抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エネルギーベストミックスを実現する電気・電力事業の課題を検討した。まず,9電力誕生となった戦後(1951年)の電気事業再編成について概観した。電力各社は,認可された地域への過不足ない電気供給を義務付けられた。再編直後の水力・火力開発から高度経済成長期の石油火力を中心とする開発が盛んになった。その後のオイルショックを経て,相次いだ原子力発電所の不具合に対して,改良標準化計画による「改善」を受けて原子力開発が推進された。だが,バブル経済が崩壊すると電力需要は頭打ちとなり,電源開発も抑制された。50年間を経過した現在,原子力開発を核とする「電力のベストミックス」では電力9社は共通している。電力自由化については,現時点で一定の評価ができる。