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J-GLOBAL ID：200902260004442419   整理番号：09A1177088

その場観察 第7回 高温XRDによる触媒構造の分析

著者 (1件)： 永岡勝俊 (大分大 工)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 32  号： 11  ページ： 841-843  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： X線回折法は,高温,高圧でのその場観察にも適用可能である。高温XRD測定により,熱膨張,相転移,固相反応などの固体の構造変化について重要な知見が得られる。特に,高温還元処理により生成した構造は,大気中のXRDでは室温で大気に触れた瞬間に酸化されるので還元中の構造に関する知見は得られない。従って高温XRDによるその場観察が必須である。高温XRDの測定チャンバーやゴニオメータなどの測定装置の要件を示した。また触媒について酸化還元による構造変化や伸縮膨張に関するデータを収集し,反応駆動や触媒の物理的耐久性との関連を検討するといった高温XRDの測定例について紹介した。

シソーラス用語： *その場観察 ,  *X線回折 ,  触媒担体 ,  *X線回折分析 ,  熱膨張 ,  相転移 ,  固相反応 ,  ゴニオメータ ,  酸化セリウム ,  改質 ,  *酸化還元反応 ,  担持触媒 ,  ロジウム触媒
準シソーラス用語： XRD ,  X線回折法 ,  酸化還元

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  X線回折法  (BK01020I)

引用文献 (3件)：

• 東京工業大学工学部無機材料工学科編. X線回折分析. 1990, 258
• JUNG, H. J. Catal. 1991, 128, 218
• NAGAOKA, K. Chem. Mater. 2008, 20, 4176

タイトルに関連する用語 (4件)： その場観察 ,  XRD ,  触媒 ,  分析