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J-GLOBAL ID：200902270052128144   整理番号：09A1227676

AI-2菌体密度感知機構阻害剤:アルキルDPD類似体と天然生成物フィンブロリド直接比較

Revisiting AI-2 Quorum Sensing Inhibitors: Direct Comparison of Alkyl-DPD Analogues and a Natural Product Fimbrolide

著者 (7件)： LOWERY Colin A. (Scripps Res. Inst., California) ,  ABE Takumi (Scripps Res. Inst., California) ,  PARK Junguk (Scripps Res. Inst., California) ,  EUBANKS Lisa M. (Scripps Res. Inst., California) ,  SAWADA Daisuke (Scripps Res. Inst., California) ,  KAUFMANN Gunnar F. (Scripps Res. Inst., California) ,  JANDA Kim D. (Scripps Res. Inst., California)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 131  号： 43  ページ： 15584-15585  発行年： 2009年11月04日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 菌体密度感知機構(QS)においては細菌は自己誘導剤を,細胞密度に依存する過程で分泌し応答する。細胞数が増えて自己誘導剤濃度が上昇すると細菌集団の遺伝子発現は統合された群における発現の様になる。その協同効果は細菌には利益になるが人類の健康には有害な事が多いのでQSの修飾が治療の目標になってくる。自己誘導剤のAI-2族は4,5-ジヒドロキシ2,3-ペンタンジオン(DPD)から誘導されるがDPDシンターゼ,LuxSの遺伝子が多くの細菌種にあるのでAI-2は種間の信号分子と考えられる。著者等はAI-2の阻害剤,フィンブロリド(FB)の新しい合成法と哺乳類細胞に対する毒性を報告する。また,天然のFBとDPD類似体を直接比較した。

シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *生理活性因子 ,  *薬物 ,  遺伝子発現 ,  化学合成 ,  細胞毒性 ,  ルミネセンス
準シソーラス用語： *クオラムセンシング ,  *オートインデューサー ,  *阻害剤 ,  LuxS ,  *フィンブロリド

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (3件)： AI-2 ,  4,5-ジヒドロキシペンタン-2,3-ジオン ,  (5Z)-4-ブロモ-5-(ブロモメチレン)-3-ブチルフラン-2(5H)-オン

タイトルに関連する用語 (6件)： 密度 ,  感知 ,  阻害剤 ,  DPD ,  類似体 ,  天然生成物