文献

J-GLOBAL ID：200902279493864480   整理番号：09A0853529

電動式射出成形機のAdd-on式エネルギー回収システム

An Easy Add-on Energy Recovery System for Motor Drive Systems

著者 (4件)： 高橋圭介 (山口大 大学院) ,  平木英治 (山口大 大学院) ,  田中俊彦 (山口大 大学院) ,  松田哲男 (宇部興産機械 技術開発セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 156(EE2009 7-18)  ページ： 7-12  発行年： 2009年07月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小容量の電動式射出成形機に用いられるモータ駆動システムの多くは,回生エネルギーを抵抗で消費している。省エネルギー化の観点から,双方向DC-DCコンバータとエネルギー蓄積デバイスを組み合わせたエネルギー回収システムを急加減速を頻繁に行う電動式射出成形機に導入し,回生エネルギーを再利用する研究が活発に行われている。このシステムは,現在使用されている射出成形機の抵抗に替わりAdd-on,つまり付け加えるだけでよい非常に簡易なものである。しかしながら,現在エネルギー回収システムを付加したときのエネルギー利用効率を算出し,検討した例は著者らの知る限り余り見当たらない。そこで本論文では,計算機シミュレーションによりシステム全体のエネルギー損失を考慮したシステム効率を算出し,Add-on式エネルギー回収システムの有効性を検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *射出成形機 ,  電動機 ,  DC-DCコンバータ ,  電力回生 ,  *エネルギー回収 ,  省エネルギー ,  エネルギー損失 ,  効率 ,  排出量 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： CO2排出量 ,  *アドオン式エネルギー回収システム ,  システム効率 ,  回生 ,  省エネルギー化

分類 (1件)： 粉末冶金設備  (WC02060E)

引用文献 (6件)：

• 竹中是幸. インバータと高調波 (3) 空調・衛星分野におけるインバータ利用機器とその応用. 2000
• 堺和人. ハイブリッド自動車用高出力・高効率の永久磁石リラクタンスモータ. 東芝レビュー. 2005, 160, 11, 41-44
• 中国電力 (株). 電気供給約款. 2008, 8-35
• 梶原成元. 電気の使用に係る二酸化炭素の排出係数の見直しについて. 2006
• 井上馨. 回生電力貯蔵装置を用いた誘導電動機の省エネルギー駆動法. 同志社大学理工学研究報告. 2007, 48, 1, 42-49

タイトルに関連する用語 (3件)： 電動式射出成形機 ,  エネルギー ,  回収システム