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J-GLOBAL ID：200902293771725758   整理番号：08A0290687

複合エンジンの静止大気中における吸い込み性能 第1報:数値計算による吸い込み性能予測

Pumping Performance or RBCC Engine under Sea Level Static Condition 1st Report: Numerical Prediction of Pumping Performance

著者 (4件)： 河内俊憲 (独立行政法人宇宙航空研究開発機構角田宇宙センタ) ,  河内俊憲 (現 東北大学工学研究科航空宇宙工学専攻) ,  富岡定毅 (独立行政法人宇宙航空研究開発機構角田宇宙センタ) ,  苅田丈士 (独立行政法人宇宙航空研究開発機構角田宇宙センタ)
資料名： 日本航空宇宙学会論文集  (Journal of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences)
巻： 56  号： 650  ページ： 110-115 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L3565A  ISSN： 1344-6460  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ロケット-ラムジェット複合エンジンのエジェクタ・ジェットモードにおける,空気吸い込み性能を事前に予測するために数値計算を行った。以下に得られた結論を示す。1)本計算コードが,エジェクタ効果による空気吸い込みを適切に模擬できるかどうかを調べるため,コールドフロー試験の対応数値計算を行い,その妥当性を検討した結果,この数値計算が十分実験データを再現し,エンジン計算に適用可能であることが判明した。2)この計算コードを用いて,常温のN2をエジェクタ駆動ガスとして噴射したエンジン計算を行った。この場合,空気吸い込み性能は高く,エンジンスロートでチョークするほどの空気流を吸い込むことができた。3)その一方で,高温の燃焼ガスを駆動ガスとして噴射すると,同じロケット総圧でも空気吸い込み性能は低下し,常温N2の半分程度であった。

シソーラス用語： *ラムジェット ,  *ロケット ,  *複合機関 ,  吸込 ,  空気 ,  数値計算 ,  測定データ ,  窒素

分類 (1件)： その他の熱機関  (PB03000N)

引用文献 (13件)：

• 1) Kanda, T., Tomioka, S., Ueda, S., Tani, K. and Wakamatsu, Y.: Design of Sub-Scale Rocket-Ramjet Combined Cycle Engine Model, IAC-05-C4.5.03, 2005.
• 2) Kanda, T., Kato, K., Tani, K., Kudo, K. and Murakami, A.: Experimental Study of a Combined-Cycle Engine Combustor in Ejector-Jet Mode, AIAA Paper 2006-223, 2006.
• 3) Fabri, J. and Paulson, J.: Theory and Experiments on Supersonic Air-to-Air Ejectors, NACA-TM 1410, 1958.
• 4) Aoki, S., Lee, J., Masuya, G., Kanda, T. and Kudo, K.: Aerodynamic Experiment on an Ejector-Jet, J. Prop. Power, 21 (2005), pp. 496–503.
• 5) Kitamura, E., Mitani, T., Hung, S. and Masuya, G.: Pressure Recovery in Mixing Ducts of Ejector-Ramjets, AIAA Paper 2005-3420, 2005.

タイトルに関連する用語 (6件)： 複合エンジン ,  静止 ,  大気中 ,  吸い込み性能 ,  数値計算 ,  予測