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J-GLOBAL ID：200902299458520256   整理番号：08A0931398

システムコール発行間隔の制御によるプロセッサ使用量の調整

Control of Processor Usage by Regulating Intervals between System Calls

著者 (4件)： 境講一 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  田端利宏 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  谷口秀夫 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  箱守聰 (NTTデータ 技術開発本部)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 77(OS-109)  ページ： 101-108  発行年： 2008年07月30日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 計算機ハードウェアの性能向上は,ソフトウェアの処理時間を短縮させ,複雑な処理を可能にしている。一方,ソフトウェアの実行性能はハードウェア性能に大きく依存する。このため,ハードウェア性能の範囲でプログラム実行速度を調整制御する制御方式の確立が必要である。本稿では,プロセッサ使用量を調整し,プログラム実行速度を調整するライブラリの制御法を述べる。具体的には,システムコール発行間隔を制御し,プロセッサ使用量を調整するライブラリの基本方式を述べ,プロセスの停止方法と割り当てるプロセッサ性能の指定方法について述べる。さらに,実装と評価により,本制御法の特徴と有効性を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： *プログラム実行 ,  *性能評価 ,  ライブラリ【計算機】 ,  停止問題 ,  *資源割付 ,  実装設計 ,  システム評価 ,  閾値 ,  精度
準シソーラス用語： オーバヘッド ,  システムコール

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

引用文献 (10件)：

• 谷口秀夫. 入出力回数の制御によりサービス時間を調整する制御法. 信学論 (D-I). 1998, J81-D-I, 11, 1211-1218
• 谷口秀夫. 入出力時間の制御によりプログラム実行速度を調整する制御法. 信学論 (D-I). 2000, J83-D-I, 5, 469-477
• 谷口秀夫. 入出力性能の制御によりプログラム実行速度を調整する制御法の実装方式による比較評価. 信学論 (D-1). 2001, J84-D-I, 9, 1362-1371
• 谷口秀夫. サービス処理時間を調整するプロセスのスケジュール法. 信学論 (D-I). 1998, J81-D-I, 4, 386-392
• 谷口秀夫. プロセススケジュールの制御によるプログラム実行速度調整法の評価. 信学論 (D-I). 2000, J83-D-I, 1, 184-193

タイトルに関連する用語 (4件)： システムコール ,  行間隔 ,  プロセッサ ,  使用量