特許
J-GLOBAL ID:200903014088425088
柱の接合構造及び集成材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-122547
公開番号(公開出願番号):特開2009-270360
出願日: 2008年05月08日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】柱の軸線方向にねじ込まれたスクリュー部材の引き抜き抵抗力を増大することによって、木製柱と梁との接合部又は木製柱と基礎との接合部における曲げモーメント又は鉛直方向の引張力に対する耐力を向上すること、及び軸線方向にねじ込まれたスクリュー部材の引き抜き抵抗力を増大させることができる集成材を提供すること。【解決手段】柱を、複数の木材を軸線がほぼ平行となるように貼り合わせて大断面に集成した集成材で形成されたものとし、スクリュー部材11がねじ込まれる位置に、高温下で木材を圧縮した圧縮材22を用い、他の部位には非圧縮材23を用いて集成する。圧縮材の断面形状は、一辺の長さが隣り合う他の辺より短い長方形とし、短辺の長さはスクリュー部材の螺旋状となった張り出し部の外径より小さく、長辺の長さはスクリュー部材の張り出し部の外径より大きくする。そして、圧縮材は断面の短辺方向に圧縮されたものとする。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
端面の寸法が一方の軸線方向よりこれと直角な軸線方向に長くなっている木製柱を、梁のほぼ水平な上面もしくは下面又は基礎の上面に端面を対向させ、前記端面の短軸周りの曲げモーメントに抵抗するように前記梁又は基礎と接合する構造であって、
前記柱の端部には、前記端面の長軸方向に離れた複数の位置から、外周部に螺旋状の張り出し部を備えたスクリュー部材が該柱の軸線方向にねじ込まれて該柱に固着され、
該スクリュー部材の端部が梁又は基礎と結合されており、
前記柱は、複数の木材を軸線がほぼ平行となるように貼り合わせて大断面に集成した集成材で形成されたものであって、前記スクリュー部材の周面と接触する位置に、高温下で木材を圧縮した圧縮材を用い、他の部位には非圧縮材を用いて集成されたものであることを特徴とする柱の接合構造。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
2E125AA03
, 2E125AA12
, 2E125AB11
, 2E125AC23
, 2E125AC24
, 2E125AG03
, 2E125AG04
, 2E125AG12
, 2E125AG13
, 2E125AG21
, 2E125AG60
, 2E125BB08
, 2E125BB13
, 2E125BB19
, 2E125BB24
, 2E125BB30
, 2E125BD01
, 2E125BE01
, 2E125CA04
, 2E163FA02
, 2E163FC03
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
ユニット建物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-308935
出願人:積水化学工業株式会社, 株式会社国際木質文化研究所
-
柱接合具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-001131
出願人:住友林業株式会社
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梁 材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-227354
出願人:イビデン株式会社
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