特許
J-GLOBAL ID:200903094185149480

柱梁接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮川 清 ,  松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-106146
公開番号(公開出願番号):特開2004-308348
出願日: 2003年04月10日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】簡単な構造で曲げモーメントを確実に伝達することが可能な木製の柱と梁との接合構造を提供する。【解決手段】ラーメン架構体を形成する木製梁2と木製柱3との接合構造において、柱3の下端における端面の長辺方向の両端部に切り欠き部3bが設けられ、この切り欠き部3bからこの柱の軸線方向に2本のスクリュー部材11がねじ込まれている。一方、梁2の対応する位置にも鉛直方向に2本のスクリュー部材12がねじ込まれており、柱にねじ込まれたスクリュー部材と梁にねじ込まれたスクリュー部材の互いに対向するものが連結部材13によって連結されている。これにより、柱3の中央部と梁2の上面との接合面が強く圧接され、鉛直方向の力が伝達される。そして、柱3に作用する曲げモーメントに対しては、スクリュー部材11から連結部材13及びスクリュー部材12を介して梁2に伝達される引張力及び圧縮力によって抵抗するものとなる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
横方向に架設される木製の梁と、この梁の上面又は下面に端面を当接して接合される木製の柱との接合構造であって、 前記柱は、前記梁の幅方向の断面寸法よりも前記梁の軸線方向の断面寸法が大きいものが用いられ、 前記梁に所定間隔をあけて設けられた二つの鉛直方向の穴に、外周部に螺旋状の張り出し部を有するスクリュー部材がそれぞれねじ込まれ、 前記柱の下端又は上端における端面の長辺方向の両端部に切り欠き部が設けられ、 該切り欠き部から該柱の軸線方向に穴が設けられ、該穴にそれぞれスクリュー部材がねじ込まれ、 該柱の端面の長辺方向の中央部は、前記梁の上面又は下面に当接され、 前記梁に埋め込まれたスクリュー部材の端部と前記柱に埋め込まれたスクリュー部材の端部とが連結部材で連結されていることを特徴とする柱梁接合構造。
IPC (2件):
E04B1/26 ,  E04B1/58
FI (2件):
E04B1/26 G ,  E04B1/58 507L
Fターム (24件):
2E125AA03 ,  2E125AA13 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125AG38 ,  2E125BB08 ,  2E125BB09 ,  2E125BB22 ,  2E125BB24 ,  2E125BB30 ,  2E125BB36 ,  2E125BD01 ,  2E125BE04 ,  2E125BE07 ,  2E125BE08 ,  2E125BF06 ,  2E125CA03 ,  2E125CA13 ,  2E125CA14 ,  2E125CA79 ,  2E125EA33
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 木構造における壁式構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-079516   出願人:株式会社アールエイチエス技術研究所
  • 建物の柱構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-167846   出願人:ミサワホーム株式会社
  • 木質部材の接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-074622   出願人:三井ホーム株式会社, 旭テック株式会社
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