抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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耐久性のある抵抗変化式水素センサの開発のため,劣化の生じやすいパラジウムに代わり白金を用いたセンサを作成し,水素濃度に対するインピーダンス変化を評価した。センサはガラス基板上に白金をスパッタリングし,白金の厚さが10,20,40nmとし,ダイシングマシーンで10mm×1mmの短冊状にカットした。実験は,低・高濃度水素応答特性評価装置を使用した。低濃度水素:10ppm~1%,高濃度水素:20~100%を用意し,順次,濃度を切替えながら交流インピーダンス応答を測定した。結果は,濃度が高くなるにつれてインピーダンスが小さくなった。また,白金膜厚が小さくなるほど抵抗変化率が大きくなり,白金膜を薄くすれば高感度センサの作成が可能なことが分った