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J-GLOBAL ID:201002220474479997   整理番号:10A1048919

相分離を伴う金属塩から誘導したアルミナゾル-ゲル系に関するin situ SAXS観測

In situ SAXS observation on metal-salt-derived alumina sol-gel system accompanied by phase separation
著者 (4件):
資料名:
巻: 352  号:ページ: 303-308  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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階層多孔質アルミナゲルの構造形成過程をin situ小角X線散乱法(SAXS)によって検討した。塩化アルミニウム6水和物(AlCl3・6H2O),ポリ(エチレンオキシド)(PEO)およびプロピレンオキシド(PO)を含むゾル-ゲル溶液について測定を行った。反応の初期において低q領域の散乱強度の時間発散が観測され,スピノーダル分解型の相分離が起ることを示した。SAXSプロフィルを詳細に解析し,弱分岐重合性の水酸化アルミニウム(AH)とPEOとの間で相分離が起ることを明らかに下。縮合反応がさらに進むと相分離した2つの相すなわちAHの多い相とPEOの多い相とが形成され,不均一性はマイクロメートル程度であった。相分離したAHの多いドメイン中で一次粒子の成長および凝集が起り,従ってPEOを加えるとナノメートル領域でもマイクロメートル領域でも構造に影響が及んだ。オリゴマ化学種の安定性が適度であるため,相分離と平行に均一系縮合反応も可能となり,階層多孔質アルミナゲルを形成することに成功した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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コロイド化学一般  ,  固-液界面  ,  塩基,金属酸化物 
物質索引 (1件):
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