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J-GLOBAL ID：201002227451232077   整理番号：10A0325249

平衡度不整合によるコモンモードの発生とその低減法

著者 (6件)： 渡辺哲史 (岡山県工技セ) ,  松永茂樹 (ハーテック) ,  松嶋徹 (京大 大学院工学研究科) ,  和田修己 (京大 大学院工学研究科) ,  豊田啓孝 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  古賀隆治 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会大会講演論文集  (電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集)
巻： 2010  号： 通信1  ページ： SS.110-SS.111  発行年： 2010年03月02日 
JST資料番号： G0508A  ISSN： 1349-1369  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 線路の平衡度に基づくコモンモード電位を考えるとき,平衡度の変化する点でコモンモードの励振源が発生する。この励振源がコモンモードモデル上にコモンモード電流を誘起し,コモンモード放射を生じる。今回提案したコモンモードモデルを用いると,full wave電磁界解析を用いず,平衡度のみを計算すれば励振源の抑制が可能となり,コモンモード放射を抑制することができる。現実問題として,回路基板とケーブルの平衡度の差がコモンモードを発生させている例がよく見られる。一般に回路基板のhは小さいため,全体としてhを小さくする設計がコモンモード低減に有効である。講演当日は,開発現場における実施例も紹介する予定である。(著者抄録)

シソーラス用語： *伝送線路 ,  電気回路 ,  *電流 ,  スプリアス発射 ,  *予測モデル ,  モデリング ,  *雑音発生防止
準シソーラス用語： 不平衡回路 ,  *コモンモード電流 ,  スプリアス放射

分類 (2件)： 伝送回路理論  (NA02020X) ,  雑音一般  (ND04010J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 平衡 ,  不整合 ,  コモンモード