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J-GLOBAL ID:201002262079429810   整理番号:10A0500541

InAlN/GaNとInAlN/AlGaN/GaNヘテロ構造FETの電気的性質のAlN中間層厚み依存性

Dependence of Electrical Properties of InAlN/GaN and InAlN/AlGaN/GaN Heterostructures FETs on the AlN Interlayer Thickness
著者 (3件):
資料名:
巻: E93-C  号:ページ: 579-584  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: L1370A  ISSN: 0916-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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筆者らはInAlN/GaNとInAlN/AlGaN/GaNヘテロ構造に対するAlN中間層厚みの影響を調査した。AlN厚みが,InAlN/GaN構造の表面形態と電子移動度に強く影響した。表面のrms粗さが,AlN厚みの0から1.5nmへの増加により0.35から1.2nmに増加した。大きなピットが,AlNが1nmより厚いとき発生した。1470cm2/V・sの最高電子移動度を,0.75nm厚みAlN中間層について取得した。しかし,移動度が0.75nmからの偏差増加により低下した。それは,0nm厚みAlNに対しわずかに200cm2/V・sであった。AlNとInAlN間のAlGaN挿入が,AlN中間層厚みの影響を抑制した。0.35nmのrms粗さをもつ平滑表面を,0~1.5nm厚みの全ての試料に対して取得した。電子移動度は,1000から1690cm2/V・sへ変動した。変動はInAlN/GaNに対するよりも小さかった。ゲート長2μmで電界効果トランジスタ(FET)を製造した。アクセス領域の電子移動度が,FETの相互コンダクタンス(gm)に影響した。結果として,InAlN/GaN FETに対するAlN厚みの影響が,InAlN/AlGaN/GaN FETに対するより大きくなった。ここで,ゲート漏れ電流が減少した。相互コンダクタンスが,InAlN/GaN FETに対して93から235mS/mmに変化した。対照的に,それがInAlN/AlGaN/GaN FETに対して180から230mS/mmに変化した。これらの結果により,InAlN/AlGaN/GaNヘテロ構造がGaNベースFETの開発を導くことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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トランジスタ  ,  13-15族化合物を含む半導体-半導体接合 
引用文献 (14件):

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