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J-GLOBAL ID：201002299913263640   整理番号：10A1051603

陸域・湖内流動・湖内生態系を結合した琵琶湖流域水物質循環モデルの構築

著者 (5件)： 佐藤祐一 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  小松英司 (千代田アドバンスト・ソリューションズ) ,  永禮英明 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  湯浅岳史 (パシフィックコンサルタンツ) ,  上原浩 (パシフィックコンサルタンツ)
資料名： EICA  (EICA)
巻： 15  号： 2/3  ページ： 21-24  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： L0678B  ISSN： 1342-3983  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 琵琶湖を取り巻く流域の水環境を把握し,対策の実施による琵琶湖の水質の変化を精度良く予測するためには,陸域での水・物質の循環や湖内の水温と流動,またそれらが湖内の内部生産等に及ぼす影響をシミュレーションモデルにより再現することが必要である。そこで,琵琶湖の流動・生態系を考慮した3次元モデルに,陸域における水物質循環の物理的過程を考慮した分布型モデルを結合し,気象や社会条件等を考慮して非定常な解析が可能な「琵琶湖流域水物質循環モデル」を構築した。また本モデルについて,河川の流量や水質,湖内流動や水質について検証を行ったところ,良好な再現計算結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *湖沼 ,  環境モデル ,  *水質 ,  流域 ,  *シミュレーション ,  水循環
準シソーラス用語： *琵琶湖

分類 (2件)： 研究開発  (SA01040R) ,  湖沼汚濁  (SB02030Q)

引用文献 (4件)：

• 佐藤祐一. 面源負荷流出メカニズムを考慮した流域水物質循環モデルの構築とその検証. 第11回日本水環境学会シンポジウム講演集, 2008. 2008, 120-121
• 岩佐義朗. 琵琶湖湖流の三次元的な解析. 京都大学防災研究所年報, B. 1983, 26B-2, 531-542
• KOMATSU, E. Modeling of P-dynamics and algal growth in a stratified reservoir mechanisms of the P-cycle and interactions between water and sediment. Ecological Modelling. 2006, 197, 331-349
• 佐藤祐一. 琵琵琶湖流域水物質循環モデル (その2) モデルの構造、計算事例. 第12回日本水環境学会シンポジウム講演集, 2009. 2009, 36-37

タイトルに関連する用語 (10件)： 陸域 ,  湖 ,  流動 ,  生態系 ,  琵琶湖 ,  流域 ,  水 ,  物質循環 ,  モデル ,  構築