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J-GLOBAL ID：201102241796568825   整理番号：11A1180743

新たな展開を迎えるリチウムイオン電池-最新技術動向を探る 電解液材料開発の最新動向

著者 (2件)： 石川正司 (関西大) ,  山縣雅紀 (関西大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 59  号： 5  ページ： 29-33  発行年： 2011年05月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビス(フルオロスルホニル)イミド(FSI)系イオン液体をリチウムイオン二次電池の電解質として適用することで,有機溶媒の添加剤なしで,グラファイトに対してリチウムイオンを可逆的に挿入/脱離させることが可能であることを見出した。一般的なイオン液体では固体界面層形成のための有機系添加剤を必要とするが,FSI系イオン液体ではFSI^-がリチウムイオンに配位することで,低抵抗の電極表面層を形成し,また電荷移動抵抗を軽減させるためと考えた。リチウムイオン二次電池用電解液の最新動向としてのイオン液体の開発について述べた。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *イオン液体 ,  *電解質 ,  グラファイト ,  電荷移動 ,  電気化学インピーダンス ,  境界層 ,  界面 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  電解液 ,  電荷移動反応
準シソーラス用語： 技術動向 ,  電荷移動抵抗 ,  界面層 ,  電極電解質界面 ,  放電容量

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (1件)： ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン

タイトルに関連する用語 (6件)： 展開 ,  リチウムイオン電池 ,  技術動向 ,  電解液 ,  材料開発 ,  最新動向