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J-GLOBAL ID：201102242053785313   整理番号：11A1010340

デンドリマー型置換基を持つ光反応性分子の合成と性質

Photoreactive Molecule Incorporated within Dendritic Architecture

著者 (2件)： 高口豊 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  田嶋智之 (岡山大 大学院環境学研究科)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 69  号： 6  ページ： 705-714  発行年： 2011年06月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： デンドリマの分子間光化学反応に着目し,デンドリマ骨格内への光機能性部位の導入によりどのような反応系の構築が可能になるのかについて,著者らの研究成果を中心に以下の項目に分けて紹介した。1)デンドリマジスルフィドの光化学,2)デンドリマ型一重項酸素光増感剤,3)フラーロデンドロンを利用した高効率光誘起電子移動系の構築。デンドリマ型置換基を用いることで,光化学反応中に生成する活性種の反応性を制御したり,複合材料中に緻密な光機能界面を構築することが可能となる。

シソーラス用語： *デンドリマ ,  化学合成 ,  ジスルフィド ,  光増感剤 ,  フラーレン ,  光化学反応
準シソーラス用語： デンドロン ,  フラーレン類

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

引用文献 (52件)：

• 1) J. M. J. Fréchet, D. A. Tomalia, “Dendrimers and Other Dendritic Polymers” John Wiley & Sons, Ltd., West Sussex, 2001
• 2) D. A. Tomalia, B. Huang, D. R. Swanson, H. M. Brothers, II, J. W. Klimash, Tetrahedron, 59, 3799 (2003)
• 3) Y. Takaguchi, S. Suzuki, T. Mori, J. Motoyoshiya, H. Aoyama, Bull. Chem. Soc. Jpn., 73, 1857 (2000)
• 4) Y. Takaguchi, K. Saito, S. Suzuki, K. Hamada, K. Ohta, J. Motoyoshiya, H. Aoyama, Bull. Chem. Soc. Jpn., 75, 1347 (2002)
• 5) H. Brunner, J. Fürst, J. Ziegler, J. Organomet. Chem., 454, 87 (1993)

タイトルに関連する用語 (5件)： デンドリマー ,  置換基 ,  光反応性 ,  分子 ,  性質