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J-GLOBAL ID：201102265177542117   整理番号：11A0183035

金属陽イオンの蛍光化学センサ材料としてのナフチル単位を持ったポリ(アミドアミン)デンドリマ

Poly(amide amine) Dendrimers with Naphthyl Units as Fluorescent Chemosensor Materials for Metal Cations

著者 (5件)： KAWAKAMI Jun (Hirosaki Univ., Aomori, JPN) ,  MIYAMOTO Yoshihiro (Hirosaki Univ., Aomori, JPN) ,  ISOBE Toru (Hirosaki Univ., Aomori, JPN) ,  NAGAKI Masahiko (Hirosaki Univ., Aomori, JPN) ,  ITO Shunji (Hirosaki Univ., Aomori, JPN)
資料名： Transactions of the Materials Research Society of Japan  (Transactions of the Materials Research Society of Japan)
巻： 35  号： 4  ページ： 849-852  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： L4468A  ISSN： 1382-3469  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属陽イオンの蛍光化学センサ材料への利用を念頭に置いて,ナフチル基を周辺に付けて機能化した,いろいろな大きさのポリ(アミドアミン)デンドリマを合成した。各種金属の過塩素酸塩などを使用して,デンドリマを含むアセトニトリル/ジクロロメタン溶液中で吸収スペクトルや蛍光スペクトルを測定し,金属陽イオンの影響を評価した。ナフチル単位自身の間(エキサイマ)およびナフチル単位と内部のアミン単位の間(エキシプレックス)で,励起状態での相互反応が起き,複雑な光物理的な挙動が認められた。これは酸および金属(Ag⁺を除く)の添加で変化した。デンドリマ中のナフチル単位の数が増加すると,金属陽イオンの選択性が増加した。

シソーラス用語： *蛍光 ,  *化学センサ ,  芳香族縮合化合物 ,  *デンドリマ ,  *ポリアミドアミン ,  *金属イオン ,  カチオン ,  吸収スペクトル ,  *蛍光スペクトル ,  過塩素酸塩 ,  *錯体生成
準シソーラス用語： *ナフタレン誘導体 ,  錯体化

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R)

引用文献 (14件)：

• D. K. Smith, Tetrahedron, 59, 3787-4024(2003).
• C. A. Schalley and F. Vögtle, Top. Curr. Chem., 228(2003).
• M. W. P. L. Baars and E. W. Meijer, Top. Curr. Chem., 210, 131-182(2001).
• C. Saudan, V. Balzani, P. Ceroni, M. Gorka, M. Maestri, V. Vicinelli, and F. Vögtle, Tetrahedron, 59, 3845-3852(2003).
• M. F. Ottaviani, S. Bossamann, N. J. Turro, and D. A. Tomalia, J. Am. Chem. Soc., 116, 661-671(1994).

タイトルに関連する用語 (4件)： 金属陽イオン ,  蛍光 ,  化学センサ ,  デンドリマ