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J-GLOBAL ID:201102271155747440   整理番号:11A1937810

高速噴霧流による液滴衝撃エロージョン実験と液滴パラメータの光学計測

Experiment on Liquid Droplet Impinging Erosion by High-speed Spray and Measurement of Droplet Parameters
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号: 11  ページ: 63 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0021A  ISSN: 1346-5260  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,原子力発電プラントの配管減肉の一要因である液滴衝撃エロージョン現象の解明を目的として,数十μm程度の液滴によるステンレス材料の液滴衝撃エロージョン特性を評価するため,液滴パラメータの速度,液滴径,液滴数を光学的に計測する方法を示し,その計測結果とステンレス材料の液滴衝撃エロージョン実験結果について報告した。これにより得た主な知見を次に示した。1)液滴パラメータの速度,液滴径,液滴の衝突数をそれぞれ,PIV,シャドウグラフ法,レーザー光減衰法により測定する方法を示したこと,2)高速噴霧流の液滴パラメータの計測結果,ステンレス材料のエロージョン実験結果を示したこと,3)本実験結果により,高速噴霧流装置で発生した実機の推定液滴径(数十μm)により液滴衝撃エロージョンが発生し,減肉したステンレス材料表面には梨地状の凹凸パターンを観測したこと,ただし,減肉痕の大きさについては数百μmオーダーで,衝突する液滴径よりかなり大きいことなど。
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分類 (4件):
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原子炉熱力学  ,  光学的測定とその装置一般  ,  腐食  ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション 
引用文献 (8件):
  • 1)日本機機械学会: 発電用設備規格 配管減肉管理に関する規格 (2005), 日本機械学会, JSME S CA1-2005 (2005), pp. 48-70.
  • 2)日本機会学会: 配管減肉管理改善に向けた基盤技術研究分科会成果報告書, 日本機械学会, P-SCCII-2 (2009), pp. 13-20; 50-53.
  • 3)東北電力: 女川原子力発電所2号機高圧第2給水加熱器(B)ベント配管等の点検調査結果および原子力安全・保安院の指示に基づく配管肉厚管理方法の徹底に関する報告書提出について, <http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/2006/07/06a.html> (参照日2011年3月1日).
  • 4)Sanchez-Caldera, L.E.: Mechanism of Corrosion-erosion in Steam Extraction Lines of Power Stations, Ph.D. Thesis, Dep. Mech. Eng., Massachusetts Institute of Technology, (1984).
  • 5)森田良: 液滴衝撃エロージョンに関わる流動特性の解明 -その1 蒸気実験による液滴径の計測-, 電力中央研究所研究報告, No.L06008 (2007), pp. 1 - 14.
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