特許
J-GLOBAL ID:201103078273972865

リアクトル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-264753
公開番号(公開出願番号):特開2011-108981
出願日: 2009年11月20日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】磁気抵抗を均一にすると共に局所的な磁束密度の不均一をなくし、漏れ磁束の低減と直流重畳特性の向上とを両立させることができるリアクトルを提供すること。【解決手段】リアクトル1は、多角形環状の閉磁路を形成してなるコア3とコア3に巻回してなるコイル2とを有する。コア3は、辺部コア31と角部コア32とにより構成されている。辺部コア31は、磁路に直交する2つの辺と磁路に平行な2つの辺とからなる長方形状を呈している。角部コア32は、磁路に直交する辺と磁路に平行な辺とその両辺が成す直角に相対する斜辺とからなる直角三角形状を呈する2つの三角コア411、412を互いの斜辺を共有するように合わせたコアブロック41からなる。三角コア411、412は、磁路に直交する辺と斜辺とが成す角度をθ1、θ2、透磁率をμ1、μ2(μ1≠μ2)とした場合に、実質的にtanθ1/tanθ2=μ1/μ2の関係を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多角形環状の閉磁路を形成してなるコアと該コアに巻回してなるコイルとを有するリアクトルにおいて、 上記コアは、上記閉磁路に平行な断面において、辺部を構成する3つ以上の辺部コアと、辺部と辺部との間を連結する角部を構成する3つ以上の角部コアとにより構成されており、 上記辺部コアは、磁路に直交する2つの辺と磁路に平行な2つの辺とからなる正方形状又は長方形状を呈しており、 上記角部コアは、磁路に直交する辺と磁路に平行な辺とその両辺が成す直角に相対する斜辺とからなる直角三角形状を呈する2つの三角コアを互いの斜辺を共有するように合わせてなるコアブロックを1又は複数有しており、 該コアブロックにおける上記2つの三角コアは、互いに異なる透磁率を有しており、 該2つの三角コアのそれぞれについて、磁路に直交する辺と斜辺とが成す角度をθ1、θ2、透磁率をμ1、μ2とした場合に、実質的にtanθ1/tanθ2=μ1/μ2の関係を満たすことを特徴とするリアクトル。
IPC (2件):
H01F 37/00 ,  H01F 27/24
FI (3件):
H01F37/00 A ,  H01F27/24 E ,  H01F37/00 M
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭59-141208
  • 特開平2-194506
審査官引用 (8件)
  • 特開昭59-141208
  • 特開平2-194506
  • 低騒音変圧器鉄心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-085571   出願人:新日本製鐵株式会社
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