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J-GLOBAL ID：201302225695048366   整理番号：13A0957780

不飽和土の力学から観た締固めによって生じる供試体内不均一性の把握

著者 (6件)： 河井克之 (神戸大) ,  寺島裕樹 (神戸大) ,  後藤浩司 (神戸大) ,  金澤伸一 (神戸大) ,  大谷順 (神戸大) ,  椋木俊文 (神戸大)
資料名： 神戸大学都市安全研究センター研究報告  (Report of Research Center for Urban Safety and Security Kobe University)
号： 14  ページ： 23-43  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L3175A  ISSN： 1342-9167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 盛土やアースダム等の土構造物は,その経済性や長期的安定性から,土木工事において古くから使用されてきた。しかしながら,その安全性はこれまで経験的な規定によってのみ定められてきたといえる。また,近年の豪雨等の大災害による崩壊事例を受けて,その安全性評価方法の見直しをせまられつつある。さらに,近年土木工事では総合評価落札方式が採用され,価格のみの競争から,機能や性能,また長期的安定性などの品質がより求められる方式に変わりつつある。多くの長所をもつ盛土構造物を今後も有効に利用し,かつ安全性をより正確に評価していくためには,土構造物をより力学的な観点からとらえ,評価していくことが必要である。土構造物は不飽和土で構成されており,その性能や品質は,締固めと呼ばれる工程によって決まる。本研究では。締固めを不飽和土の非排水圧縮変形ととらえ,室内試験・X線CT撮影・土/水連成有限要素解析を行い,締固めが供試体の含水状態に及ぼす影響を検証した。これらの手法を通して,締固めによる密度や水分分布が主に水分特性によるものだということがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *土締固め ,  不均一性 ,  X線CT ,  *数値解析 ,  *締固め試験 ,  可視化 ,  含水量 ,  *不飽和土 ,  圧縮変形 ,  水分特性 ,  密度分布 ,  密度 ,  試験装置 ,  屋内試験 ,  土木構造物
準シソーラス用語： 湿潤密度 ,  水分分布 ,  静的締固め ,  土構造物 ,  *土水連成解析 ,  有限要素解析 ,  連成解析

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 不飽和土 ,  力学 ,  締固め ,  供試体 ,  不均一性 ,  把握