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文献
J-GLOBAL ID:201302232094363864   整理番号:13A0985312

日本型イネ個体群における個体群構造

Population structure in Japanese rice population
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 49-57 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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植物育種及び遺伝子分析にとって,例え関係する個体や個体群の間であっても,遺伝的多様性及び関係性を解明することは必須である。日本型イネの育種は,収量や食感品質のような農学形質を向上させてきたため,現代の日本型イネ栽培品種は限られた遺伝的リソースを起源とし,密接に関係し合っていた。日本型イネ個体群における個体群構造及び遺伝的多様性を解決するため,著者らは,日本型イネ育種にとって重要であり代表的な94の改良種及び20の在来種から成る合計114の栽培品種中の134の単純配列反復マーカによって検出された合計706の対立遺伝子を使用した。在来種は,改良系統よりも高度な遺伝子多様性を示し,今後の育種において在来種が追加的な遺伝的多様性を提供できる可能性が示唆された。モデルベースのBayes法クラスタ分析によって,栽培品種における6つの部分群と混合状態が明らかとなり,血統情報との十分な一致を示した。この方法は,関連個体群の分類に際して,系統発生的方法よりも優れている可能性がある。日本型イネ栽培品種の筆頭であるコシヒカリは,その特異的ゲノム構成のためにユニークな存在である。著者らは,所定のサンプルサイズについて,対立遺伝子の最大数を捕捉する日本型イネの多様な集合を定義した。これらの集合は,日本のイネ栽培品種における様々な遺伝的応用にとって有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  植物生態学 
引用文献 (37件):
タイトルに関連する用語 (3件):
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