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J-GLOBAL ID:201302272291896302   整理番号:13A1745097

チャンネル流による急速な隆起の結果としての下部地殻グラニュライト中の過冷却したメルト包有物

Supercooled melt inclusions in lower-crustal granulites as a consequence of rapid exhumation by channel flow
著者 (12件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 226-234  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,球晶や忍石(以下,フェルサイト包有物と表記)のような,火山岩中のそれに似た急冷組織を有する珪長質(花こう岩質)包有物の予期せぬ発見について報告する。この包有物は,前期原生代から中期古生代までの種々の地質年代に及び,地球全域に広範に分布する(リンポポ帯,グレンビル区,東南極のLutzow-Holmコンプレックス,スリランカのHighlandコンプレックス,ボヘミヤ地塊南部),徐冷した下部地殻グラニュライトのザクロ石中に含まれている。フェルサイト包有物の良く保存された組織は,高圧高温変成作用時のアナテクシス,平衡とは程遠い条件下(50°Cを越える過冷却状態)での結晶作用,及びその後の流速な冷却によって形成されたメルトを暗示している。我々は,グラニュライトは不連続な高歪帯に沿って偶発的に上昇し,珪長質マグマと同程度に急冷されたと考えた。この結論は深部地殻過程に関する論争に新たな光をあて,隆起の速度はプレート対流の速度(1-10cm/年)に基づくという基本的信念に変更を余儀なくさせる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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変成岩 

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