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J-GLOBAL ID:201302272978137207   整理番号:13A0159263

インド南部,DharwarクラトンのChitradurga破砕帯の予察的研究

Preliminary results on the Chitradurga Shear Zone, The Dharwar craton, South India
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  ページ: 43-52  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: G0507A  ISSN: 0449-2560  CODEN: JOGSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Dharwarクラトンの始生代後期の構造進化を明確にするために,インド南部の東部Dharwarクラトンと西部Dharwarクラトンとの間の境界に発達したChitradurga破砕帯を横断する岩石の野外調査,岩石記載学的調査および地化学的調査を行った。境界地域(Hiriyur区域,Chitradurga区域,Karnataka州)においては,東部から西部にかけて4単位の異なった岩相単位が露出している:花崗片麻岩,角閃岩,変玄武岩および変グレイワッケである。野外調査および岩石記載学的調査の結果は,東部Dharwarクラトンに属する花崗片麻岩と角閃岩,および変玄武岩と変グレイワッケは西部DharwarクラトンのDharwar累層群に相当することを示唆している。角閃岩と変玄武岩の変成条件には相違がある;前者は緑簾石-角閃岩相で形成され,後者は緑色片岩相の条件下で形成された。全岩化学組成は,角閃岩と変玄武岩は異なった地球力学的環境を起源としていることを示唆している。構造解析の結果は,変形の後期段階の強度が角閃岩と変玄武岩との境界の方向に明らかに増加していることを示唆している。変玄武岩および変グレイワッケの中の変形構造は緑色片岩相の条件下で形成され,左横ズレを示している。Chitradurga破砕帯中の局所的スケールの剪断方式も左横ズレであるので,すべての岩石に観察される変形構造は始生代後期の地殻スケールの剪断運動の過程で形成されたことになる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地質構造・テクトニクス  ,  変成岩 
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