文献

J-GLOBAL ID：201302277545766767   整理番号：13A1400176

外来電磁波に対するセキュリティ評価手法の確立-フォルト発生条件の検討-

著者 (2件)： 渡辺哲史 (岡山県工技セ) ,  五百旗頭健吾 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 岡山県工業技術センター報告  (Report of Industrial Technology Center of Okayama Prefecture)
号： 39  ページ： 11-14  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： Z0392B  ISSN： 0386-149X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報のセキュリティは暗号技術によって支えられており,これを突破する技術として多種多様な手法が考えられている。この中で,近年注目されている手法が,サイドチャネル攻撃と呼ばれる暗号化処理の際に発生する電磁波等の副次的なものを用いる手法である。本研究では,これらの暗号に対する攻撃の耐性を評価法の確立を目指している。今回は,サイドチャネル攻撃の中でもフォルトインジェクション攻撃と呼ばれる手法について,その基礎的な検討のため,再現性良くフォルトを発生させる条件について検討を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *情報セキュリティ ,  対策 ,  漏れ ,  *性能評価 ,  攻撃行動 ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *情報セキュリティ対策 ,  サイドチャネル攻撃 ,  暗号強度 ,  電磁波漏洩 ,  *フォルトインジェクション攻撃 ,  *暗号攻撃

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  符号理論  (ND02030R)

引用文献 (6件)：

• S. Mangard, E. Oswald, and T. Popp, Power Analysis Attacks. New York: Springer, 2007.
• D. Boneh, R. Demillio, and R. Liotin, "On the importance of checking crypto-graphic protocols for fault," in Proc. EUROCRYPT, May 1997, vol. 1233, pp. 37-51.
• E. Brier, C. Clavier, and F. Olivier, "Correlation power analysis with a leakage model," CHES 2004, pp. 16-29,2004.
• 五百旗頭健吾,天野哲夫,岡本薫,豊田啓孝, 渡辺哲史,"EMCマクロモデルを用いた暗号機器へのサイドチャネル攻撃に対する安全性の予測," 信学技法,EMCJ2012-99,pp.87-94,2012.
• 五百旗頭健吾,天野哲夫,岡本薫,豊田啓孝, 渡辺哲史,"サイドチャネル攻撃予測のための暗号FPGAの等価電流源同定,"電子情報通信学会総合大会,B-4-58,p.403,岐阜市,2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： 外来 ,  電磁波 ,  セキュリティ ,  評価手法