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J-GLOBAL ID:201302288875636365   整理番号:13A0517652

オマーンオフィオライト・マントルセクションの組成マッピングからみた初期島弧におけるマントル溶融と反応過程

Melting and reaction in an incipient subarc mantle as inferred from the spatial compositional variability in the mantle section of the Oman ophiolite
著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 257-266 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0124B  ISSN: 1345-630X  CODEN: GKKABJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オマーンオフィオライトは,白亜紀後期に生じたネオテチス海中央海嶺が,白亜紀末期のユーラシア大陸とアラビア大陸との衝突によってアラビア半島東端に衝上したものである。オマーンオフィオライトの北部に位置するフィズ岩体とサラヒ岩体には,南北方向にモホ面が連続し,その東側に地殻セクションが,西側にマントルセクションが分布する。本小論では,マントルセクションの広域的な鉱物組成分布から得られた島弧環境下でのスラブ由来流体による海嶺性マントルの改変に関する最近の知見をまとめた。このマントルセクションで,スピネルのCr#[=Cr/(Cr+Al)原子比]を図示した。基底スラストからモホ面に向かって,Cr#が0.7より大きいスピネルを伴った枯渇性の高いハルツバージャイトが帯状に分布し,同様にCr#が大きいスピネルを含んだ厚いダナイトを伴っている。この枯渇性の高いハルツバージャイトとダナイトの分布について,海洋地殻の熱変成により放出された流体のマントルセクションへの広範な浸入をモデル化して解釈した。
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分類 (2件):
分類
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岩石成因論  ,  プレートテクトニクス 

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