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J-GLOBAL ID:201302290909476901   整理番号:13A0981066

仮想スティック釣り合わせに対するモデルとしての遅延追跡-逃亡

Delayed pursuit-escape as a model for virtual stick balancing
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 129-137 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0219A  ISSN: 2185-4106  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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追跡および逃亡の過程は,捕食者-被食者,戦闘,およびスポーツの範囲の多くの生物学的現象の根底にある。時間遅延τは,対抗者を同定し,戦略を策定し,次に行動する時間の結果として生ずる。ここで,遅延した追跡-逃亡タスクとして仮想スティック釣り合わせ(VSB)を考察した。VSBにおける対象物の動きを,スティックの釣り合わせの動きに似せてプログラムした。遅延追跡-逃亡のモデルを,標的の動きが,シンプルなランダムウオークおよびτ=0のとき標的に向けてバイアスされる遅延ランダムウオークによる追跡者の動きにより支配されるという仮定により開発した。τ>0のとき,移動は過渡的に標的から離れてバイアスされた。本モデルは,VSBの振動動力学および統計特性を再生した。本モデルおよびVSB双方に対して,追跡者が追跡誤差の増大を起こし不適切に動く過渡が発生した。差し迫った逃亡に対する徴候あるいはトリガの存在は,逃亡がその発生以前に予測できる可能性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
引用文献 (31件):
  • [1] N. Stepp, “Anticipation in feedback-delayed manual tracking of a chaotic oscillator,” Exp. Brain Res., vol. 198, no. 4, pp. 521-525, 2009.
  • [2] V.B. Brooks, D.J. Reed, and M.J. Eastman, “Learning of pursuit visuomotor tracking by monkeys,” Physiol. Behav., vol. 21, no. 6, pp. 887-892, 1978.
  • [3] R.C. Miall, D.J. Weir, and J.F. Stein, “Visuomotor tracking with delayed visual feedback,” Neuroscience, vol. 16, no. 3, pp. 511-520, 1985.
  • [4] A. Beuter, J.G. Milton, C. Labrie, L. Glass, and S. Gauthier, “Delayed visual feedback and movement control in Parkinson's disease,” Exp. Neurol., vol. 110, no. 2, pp. 228-235, 2000.
  • [5] A.J.M. Foulkes and R.C. Miall, “Adaptation to visual feedback delays in a human manual tracking task,” Exp. Brain Res., vol. 131, no. 1, pp. 101-110, 2000.
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