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J-GLOBAL ID:201402204158720970   整理番号:14A0844138

内圧を受ける大口径 (20B) リングジョイントガスケット付き管フランジ締結体の有限要素法応力解析と密封性能評価

FEM Stress Analysis and Sealing Performance Evaluation of Large Nominal Diameter (20B) Bolted Flanged Connections with Ring Joint Gaskets under Internal Pressure
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 114-122 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: S0913A  ISSN: 0387-0154  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石油精製プラントや化学プラントにおいて,ジョイントシートガスケットおよびうず巻形ガスケットなどのソフトガスケットが使用できない事より高温高圧条件下では金属製リングジョイントガスケット(RTJガスケット)を挿入した管フランジ締結体が用いられている。本研究では20B-RTJガスケット付き管フランジ締結体(ボルト本数24本)を対象にJIS B2251およびASME PCC-1の両手順によりトルク管理にてボルトの締付けを行い,各ステップのボルト軸力の変化を計測することによりボルト締付け手順の比較検討を行うことを第二の目的としている。本研究では,次の結論が得られた。1)両手順でボルト軸力を管理しながら締付けを行い,漏えい量を比較したところほとんど差異が見られず漏えい量はボルト締付け手順によらないことが分かった。2)大口径(20B)のRTJガスケット付き管フランジ締結体におけるガスケット接触応力解析を行い,ガスケット接触面におけるミーゼス応力の最大値の位置と大きさの変化を確認した。3)ガスケット接触面の相当塑性ひずみ分布を示し,ボルト初期締付け力が小さい時にはガスケット内周部で塑性変形が発生し,内圧作用が大きくなると外周部にも塑性変形が発生することが認められた。4)両手順でトルク管理による締付けにおけるボルト軸力の推移を観察したところ,締付け係数(最大値/最小値)はいずれも1.9程度で,締付け手順による顕著な差異がなぃことが確認された。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
配管材料,弁 
引用文献 (13件):
  • 1) 石油学会規格, JPI-7S-23, “石油工業用リングジョイントガスケット及び溝” (1998) .
  • 2) 日本工業規格, JIS B2251, フランジ継手締付け方法” (2008) .
  • 3) ASME Post Construction Code, PCC-1, “Guidelines for Pressure Boundary Bolted Flange Joint Assembly” (2010) .
  • 4) 日本工業規格, JIS Z2330, “非破壊試験-漏れ試験方法の種類及びその選択” (2012) .
  • 5) 日本工業規格, JIS Z2332, “圧力変化による漏れ試験方法” (2012) .
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