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J-GLOBAL ID:201402206094628996   整理番号:14A0208558

負に電荷の111In-DTPA-オクトレオチド誘導体のデザイン,合成及び生物学的評価

Design, synthesis and biological evaluation of negatively charged 111In-DTPA-octreotide derivatives
著者 (11件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1377-1382  発行年: 2014年02月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らの今までの研究は,L-アスパラギン酸(Asp)又はその誘導体のような酸性アミノ酸でN末端D-フェニルアラニン(D-Phe)を置換することによる付加の負電荷をもつ111In-ジエチレントリアミンペンタ酢酸(111In-DTPA)-オクトレオチド誘導体が,111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチドと比較したときに,低い腎放射能値を示すことを示した。この所見に基づき,著者らは2つのAsp修飾111In-DTPA抱合オクトレオチド誘導体,111In-DTPA-Asp1-オクトレオチド及び111In-DTPA-Asp0-D-Phe1-オクトレオチドをデザインし,合成し,評価した。一方,111In-DTPA-Asp1-オクトレオチドは無視できるAR42J細胞取込を示したが,111In-DTPA-Asp0-D-Phe1-オクトレオチドは111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチドのものと同様なAR42J細胞取込を示した。AR42J腫瘍を担うマウスに投与したときに,111In-DTPA-Asp0-D-Phe1-オクトレオチドは,注射後1及び3時間で111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチドの示したよりも著明に低い腎放射能値を示した。注射1及び3時間後に111In-DTPA-Asp0-D-Phe1-オクトレオチドと111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチド間での腫瘍の蓄積に,有意な相違は見られなかった。この研究の所見は,111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチドにおける適切な位置でのAspの埋め込みが,腫瘍の蓄積を維持しながらの低い腎放射能値の111In-DTPA-D-Phe1-オクトレオチド誘導体を開発する有用な戦略を続けるべきであることを示唆した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ペプチド  ,  細胞生理一般  ,  放射線を利用した診断 

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