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J-GLOBAL ID:201402219131727473   整理番号:14A0303391

殺菌剤ベノミル水和剤の樹幹注入によるナラ類集団枯損被害に対する予防効果

著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 10-17  発行年: 2014年02月20日 
JST資料番号: F1156A  ISSN: 2187-0365  CODEN: NNGIBJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ナラ枯れの新たな予防法を開発するために,殺菌剤ベノミル水和剤の水希釈液を,健全なミズナラに樹幹注入処理する試験を行った。得られた結果を要約すると,ベノミル水和剤500倍希釈液を樹幹注入処理した供試木すべてにRaffaelea quercivora(ナラ菌)を多点接種したところ,その立木は枯死せず,辺材部からのナラ菌の分離率も対照に比べて低かった。被害が発生する現実林分において,ベノミル500倍液の樹幹注入処理による枯損防止効果が高いことが示唆された。
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分類 (4件):
分類
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微生物に対する農薬  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除  ,  森林保育 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (21件):
  • 1) 伊藤進一郎,窪野高徳,佐橋憲生,山田利博:日本林学会誌 80, 170-175 (1998).
  • 2) T. Kubono and S. Ito: Mycoscience 43, 255-260 (2002).
  • 3) 斉藤正一,柴田銃江:日本森林学会誌 94, 223-228 (2012).
  • 4) 布川耕市:森林防疫 42, 210-213 (1993).
  • 5) 斉藤正一,市原 優,衣浦晴生,猪野正明:東北森林科学会誌 13, 1-4 (2008).
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