抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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伝導性EMI(150kHz~30MHz)の伝搬方向を判定できる,FPGAを使用した周波数解析装置を開発した。多数のパワーエレクトロニクス(PE)機器を接続したシステムでEMIが発生した場合,その原因機器を特定するのは容易ではない。なぜなら,一般的にはコモンモード電流かコモンモード電圧の一方しか測定しないため,ノイズの伝搬方向を判別できないからである。本論文では,高速サンプリング技術と高速ディジタル信号処理技術を適用したFPGAにより,伝導性EMIの伝搬方向の判別が可能な周波数解析装置を開発した。複数のPE機器に適用した実験により,本装置の妥当性・有用性を確認した。