文献

J-GLOBAL ID：201402244370904756   整理番号：14A0156090

革新的プロセス開発の新展開 産業界と連携した革新性ある錯体触媒プロセスの開発

著者 (1件)： 押木俊之 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 59  号： 2  ページ： 93-100  発行年： 2014年02月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 錯体触媒とは,液相に溶けて均一相を形成することにより機能を発現する触媒である。触媒は一般には相分離により,生成物との分離がなされることが多い。身近な例では,排ガス浄化触媒は,固体に排ガス(気体)を通じて有害成分を化学的に無害化し,浄化された気体(生成物)を放出するので,自然に相分離が実現できていることになる。すなわち,排ガス浄化触媒とは,均一相を形成しない固体触媒である。本稿では,原料転換による製造工程の革新プロセス,生体触媒の原理的制約を乗り越える革新プロセス,既存樹脂を革新する触媒技術の開発などについて解説した。ルテニウム錯体触媒を軸とする産業界と連携した3つの新しい技術開発について述べた。

シソーラス用語： *プロセス開発 ,  展開 ,  社会 ,  産業 ,  遷移金属触媒 ,  遷移金属錯体 ,  排ガス処理 ,  相分離 ,  バイオ触媒 ,  技術開発 ,  ルテニウム錯体
準シソーラス用語： *錯体触媒 ,  産業界 ,  生体触媒

分類 (2件)： 触媒操作  (XE01050T) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R)

タイトルに関連する用語 (6件)： プロセス ,  開発 ,  展開 ,  産業界 ,  連携 ,  錯体触媒