金属イオンのFRETベース蛍光化学センサとしてのピレンの2-アミノトリプタントリン誘導体

KAWAKAMI Jun; SOMA Arisa; KIKUCHI Kenta; KIKUCHI Yoh; ITO Shunji; KITAHARA Haruo

文献

J-GLOBAL ID：201402273549205117 整理番号：14A1213333

金属イオンのFRETベース蛍光化学センサとしてのピレンの2-アミノトリプタントリン誘導体

2-Aminotryptanthrin Derivative with Pyrene as a FRET-based Fluorescent Chemosensor for Metal Ions

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=14A1213333&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=14A1213333&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=G0673B") }}

著者 (6件)： , , , , ,
資料名：
巻： 30 号： 10 ページ： 949-954 (J-STAGE) 発行年： 2014年
JST資料番号： G0673B ISSN： 0910-6340 CODEN： ANSCEN 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

金属イオンの蛍光化学センサとして1-(2-トリプタントリニルアミノアセトキシ)-14-(1-ピレンカルボキシ)-3,6,9,12-テトラオキサテトラデカン(T2NH-P5P)を合成した。アセトニトリル溶液に別々にMg²⁺,Ca²⁺,Ba²⁺,Fe²⁺,Fe₃,Co²⁺,Ni²⁺,Cu²⁺,Ag⁺,Zn²⁺,Cd²⁺,Hg²⁺,Al³⁺及びPb²⁺を添加し,T2NH-P5Pの金属イオン認識能を調べた。T2NH-P5Pのピレンユニットの吸収に対応する325nm励起では2-アミノトリプタントリンユニットからの発光(600nm)を観測し,分子内蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)がT2NH-P5Pで生じる(FRETオン)ことを示した。Fe²⁺,Fe₃,Ni²⁺,Cu²⁺,Cd²⁺,Hg²⁺及びAl³⁺をT2NH-P5Pのアセトニトリル溶液に添加するとFRETオンからFRETオフに挙動が変化した(FRETオフはピレン基再生による2-アミノトリプタントリンの蛍光消光を示す)。この挙動は特にFe²⁺,Fe₃,Cu²⁺及びHg²⁺で顕著であり,T2NH-P5PはFe²⁺,Fe₃,Cu²⁺及びHg²⁺の蛍光化学センサに適していた。(翻訳著者抄録)

, , , , , , , , , , , ,
, , ,

無機化合物の物理分析

引用文献 (19件)：

1. A. Witt and J. Bergman, Curr. Org. Chem., 2003, 7, 1.
2. L. A. Mitscher, W. C. Wong, T. De Meulenere, J. Sulko, and S. Drake, Heterocycles, 1981, 15, 1017.
3. J. Kawakami, Japan Patent, 2014, 5448046.
4. J. Kawakami, H. Kawaguchi, K. Kikuchi, A. Yamaya, S. Ito, and H. Kitahara, Trans. Mater. Res. Soc. Jpn., 2013, 38, 123.
5. T. Förster, Ann. Phys., 1948, 2, 55.

, , , , , ,

前のページに戻る