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J-GLOBAL ID:201402281713075702   整理番号:14A1365160

セメント系硬化体の空隙表面の電気的性質がイオン拡散性状に及ぼす影響

EFFECTS OF ZETA POTENTIAL ON DIFFUSION OF CHLORIDE ION IN HARDENED CEMENTITIOUS MATERIALS
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  ページ: 378-385  発行年: 2014年02月25日 
JST資料番号: F0276A  ISSN: 0916-3182  CODEN: SKROER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コンクリートの塩害に対する耐久性を評価するには,塩化物イオンの移動を予測するモデルと塩化物イオン実効拡散係数の計算が必要である。拡散係数の計算には電気泳動法と拡散セル法があるが,両者の値は一致しない。この原因としてセメント系硬化体中空隙表面のゼータ電位に注目した。電気浸透法の原理に基づいてゼータ電位の測定を行い,ゼータ電位が塩化物イオン拡散係数に及ぼす影響を調べた。この結果,以下のようなことが分かった。1)電気勾配を駆動力とすると塩化物イオンは細孔直径6mm以下の微細な空隙を透過するが,濃度勾配を駆動力とすると塩化物イオンは直径6mm以上の空隙を通過する。2)拡散セル法と電気泳動法によって得られた拡散係数の比は硬化体全体のゼータ電位によって評価できる。3)硬化体全体のゼータ電位は空隙構造の影響を受けるので屈曲を考慮したゼータ電位を用いると電気泳動法から得られた拡散係数を拡散セル法による拡散係数に換算可能である。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (14件):

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