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J-GLOBAL ID：201402283632153035   整理番号：14A0652226

数値標高モデルを用いた流出の場としての斜面の平均勾配計測方法の考察

著者 (5件)： 堀川直紀 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉田武郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  工藤亮治 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  皆川裕樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  名和規夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農村工学研究所技報  (農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所技報)
号： 215  ページ： 57-67  発行年： 2014年03月20日 
JST資料番号： S0488B  ISSN： 1882-3289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キネマティックウェーブ法は係数分布型の流出解析モデルであり,地形や土地利用等の流域情報を用いてモデル化できる。本法の大きな流域への適用においては,国土数値情報等のデジタルデータから必要な要素(等価粗度,斜面勾配,河道勾配等)を求めることが多くなっている。本報告では,地形図上で用いられてきた交点法を数値標高モデル(DEM)等に適用する手順を提案した。この時,計測方法において用いられる格子間隔及び等高線高度間隔の適切な値を推定する。検討結果の,斜面長格子間隔比は,キネマティックウェーブ流れを想定する流出解析モデルにおける斜面勾配をDEM等を用いて得るときに必要な解像度等を定めるのに参考となる。

シソーラス用語： *非定常流 ,  解析モデル ,  *数学モデル ,  勾配 ,  計測 ,  表面流出 ,  流出モデル ,  地形図 ,  間隔 ,  地形要素 ,  *流出解析 ,  *数値地形モデル
準シソーラス用語： DEM【数値標高モデル】 ,  DTM【数値地形モデル】 ,  *キネマティックウェーブ ,  格子間隔 ,  交点法 ,  斜面平均勾配 ,  *数値標高モデル ,  谷線 ,  等高線高度間隔 ,  分布型流出モデル ,  流出解析モデル

分類 (1件)： 流出解析  (DC07030N)

引用文献 (21件)：

• 文献調査委員会(1972):地形の計量化,土木学会誌,57(8),61-70
• 藤田崇・平野昌繁・波田繁煕(1976):徳島県川井近傍の地すべりの地質構造規制,地すべり,13(1),25-36
• 東博紀(2006):平成16年7月新潟・福島および福井災害における豪雨・洪水氾濫特性,防災科学技術研究所主要災害調査,40,79-92
• Horton,R.E. (1932) : Drainage basin characteristics, Transactions, American Geophysical Union, 13(1),350-361
• 市川温・村上将道・立川康人・椎葉充晴(2001):流域値系の新たな数理表現形式に基づく流域流出系シミュレーションシステムの開発,土木学会論文集,691,II-57,43-52

タイトルに関連する用語 (5件)： 数値標高モデル ,  流出 ,  場 ,  斜面 ,  計測方法