特許
J-GLOBAL ID:201403060841597190

誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-222164
公開番号(公開出願番号):特開2014-075275
出願日: 2012年10月04日
公開日(公表日): 2014年04月24日
要約:
【課題】 エッジ部の過加熱を抑制しつつ中央部の昇温を促進し、均熱性及び加熱効率を向上させる誘導加熱装置を提供する。【解決手段】 誘導加熱装置101は、一対の磁極15、16を有し磁束を伝達するコア10、磁束を発生させるコイル20、コア10の磁極15、16の左右両側に隣接するように設けられた導体311〜314、磁性材料で形成され、加熱対象物60のエッジ部61、69の外側にエッジ部61、69に沿って設けられた側方磁性体41、42を備えている。導体311〜314は、加熱対象物60の中央部65からエッジ部61、69へ迂回しようとする磁束を遮断し、磁束を中央部65に集中させ、昇温を促進する。側方磁性体41、42は、一方の主板面601からエッジ部61、69を回り込んで他方の主板面602へ流れる磁束を導くことで、エッジ部61、69の磁束密度を緩和させ、過加熱を抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コイルへの通電により発生する磁束を導電性で板状の加熱対象物(60、70、80)に流し、誘導電流を発生させることで前記加熱対象物を加熱する誘導加熱装置(101〜107)であって、 磁束を伝達可能な磁性材料で形成され、前記加熱対象物を間に挟むように配置され極性が互いに反対である一対以上の磁極(15、16、51、52、53、54、56、571、572)を有するコア(10)と、 前記コアに巻回され、通電されることで磁束を発生させるコイル(20、25)と、 前記加熱対象物の主板面(601、602)の少なくとも一方側において前記磁極に隣接しつつ前記加熱対象物の主板面に沿って設けられ、前記加熱対象物の主板面に沿って前記磁極から離れる方向に向かう磁束を遮断する導体(311〜314、321〜324、331〜336、341〜346、371、372)と、 磁性材料で形成され、前記加熱対象物の幅方向の端部であるエッジ部(61、69、71、79、81、89)の少なくとも一方に対し、幅方向の中央部(65、75、85)から離れる方向に、前記エッジ部に沿って、且つ前記加熱対象物を厚さ方向に跨ぐように設けられた側方磁性体(41、42、43、44、471、472)と、 を備えることを特徴とする誘導加熱装置。
IPC (2件):
H05B 6/02 ,  H05B 6/10
FI (2件):
H05B6/02 Z ,  H05B6/10 381
Fターム (4件):
3K059AA08 ,  3K059AB26 ,  3K059AD05 ,  3K059CD52
引用特許:
出願人引用 (7件)
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