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J-GLOBAL ID：201502222131188163   整理番号：15A0329162

次世代エネルギー技術開発の展望 ナノ炭素材料を基盤とした可視光での光水素発生

著者 (2件)： 田嶋智之 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  高口豊 (岡山大 大学院環境生命科学研究科)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 66  号： 3  ページ： 189-197  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ炭素材料であるフラーレンと単層カーボンナノチューブ(SWCNT)からなるナノ同軸ケーブル構造の超分子を自己組織化方法で合成し,可視光応答型の光触媒として光水素発生実験を行った。SWCNTとフラロデンドロンを混ぜて超音波照射して自己組織化によりナノ同軸ケーブルを構築した。白金(II)錯体を直接担持した同軸ケーブル状ナノ炭素光触媒は白金濃度あたり水素発生量は3.2×10^-1μmolh^-1M^-1であり,最も効率よく水素を発生する光触媒システムであることが分かった。シェル部にさまざまな材料を比較的に簡便に複合化させることが可能であり種々のナノ炭素光触媒へと導くことができるので,種々のナノ同軸ケーブル構造のナノ炭素触媒を合成し光触媒能の高活性化・高機能化を達成する。

シソーラス用語： フラーレン ,  単層カーボンナノチューブ ,  超分子 ,  自己組織化 ,  可視光 ,  *光触媒 ,  *水素発生反応 ,  白金錯体 ,  *ナノ構造
準シソーラス用語： *ナノ炭素材料

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  気体燃料の製造  (YE02030F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 次世代エネルギー ,  開発 ,  展望 ,  ナノ炭素材料 ,  基盤 ,  可視光 ,  水素発生