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J-GLOBAL ID：201602207901476471   整理番号：16A0254239

ナノフルイドとその応用 多彩なナノフルイドの実現を目指した有機分子修飾金属酸化物ナノ粒子の合成

著者 (8件)： 高見誠一 (東北大 多元物質科研) ,  相田努 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  佐藤優 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  鈴木明 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  SEONG Gimyeong (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  青木宣明 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構) ,  北條大介 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構) ,  阿尻雅文 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 80  号： 3  ページ： 164-167  発行年： 2016年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ粒子に対応する分散剤も活発に開発されているが,表面に有機分子が結合・修飾したナノ粒子の合成も1つの解になり得ると考えている。分散などに寄与する有機分子を直接ナノ粒子表面に修飾すれば,分散媒中の第3成分の濃度を抑制することでナノフルイドの低粘度化が期待でき,一層広い分野での応用が可能となろう。そこで本稿では,有機修飾金属酸化物ナノ粒子の合成について概説したのち,これを用いた金属酸化物ナノフルイドヘの挑戦について紹介したい。本稿では,有機分子修飾金属酸化物ナノ粒子の合成,有機分子修飾金属酸化物ナノ粒子の分散・粘性挙動とその応用,まとめと今後の展望などについて解説した。

シソーラス用語： 有機化合物 ,  化学修飾 ,  *金属酸化物 ,  *ナノ粒子 ,  合成 ,  分散【dispersion】 ,  粘性 ,  挙動 ,  利用 ,  レビュー
準シソーラス用語： 有機分子 ,  *ナノ粒子合成 ,  応用 ,  展望

分類 (2件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

引用文献 (10件)：

• Prasher, R. : Phys. Rev. Lett., 94, 025902(2005)
• Wang, X.-Q. et al. : Int. J. Therm. Sci., 46, 1-19 (2007)
• Yu, W. et al. : Heat Transfer Eng., 29, 432-460 (2008)
• Adschiri, T. et al. : Green Chem., 13, 1380-1390 (2011)
• 高見誠一ら:真空,52,550-556(2009)

タイトルに関連する用語 (5件)： 応用 ,  有機分子 ,  修飾 ,  金属酸化物 ,  ナノ粒子