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J-GLOBAL ID:201602266332234364   整理番号:16A1198608

人口の多いアジアにおける二酸化炭素の発生源と吸収源

Sources and Sinks of Carbon Dioxide in Populous Asia
著者 (5件):
資料名:
号:ページ: 4-7  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: F1247A  ISSN: 2185-761X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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国連気候変動枠組条約(UNFCCC)下で締結された第21回締約国会議(COP21)において,地球の温度の上昇を工業化以前の水準より2°C未満に,さらに意欲的目標として1.5°Cに制限することに合意した。これらの気候目標と整合性のある政策目標の達成には,二酸化炭素(CO2)の自然界における生物圏源と吸収源を説明する,人為起源の排出目標を定義するために,科学界からの特別なインプットが必要となる。人口密度が高く,世界経済の新興勢力であるアジア諸国は,将来の排出量の経路を定める重要な役割を果たしている。3つの地域の平均化石燃料排出量は東アジア,南アジア,東南アジアそれぞれにおいて2.4,0.5,0.3ペタグラム炭素/年(PgCyr-1)と推定されており,2003年から2012年の期間において,67,58,33%増加している。本稿では,陸上生物圏のCO2フラックスを,1)地球規模および地域的な大気および気候観測に基づいた,陸域生態系モデルのシミュレーションおよび,2)大気CO2の逆モデルを用いて推定した。著者らは,大気中のCO2の観測と逆モデルに基づき,本研究の3つのアジア地域における陸域の生物圏(化石燃料排出を除く)は,2003年から2012年の平均でCO2吸収源(東アジアにおいて0.35PgCyr-1)や中立源(南および東南アジア)であることを示した。著者らの陸域生態系モデリングは,南アジアと東南アジアの陸上生物圏はほぼ一貫して中立であるが,東アジアは異なっていることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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環境問題  ,  大気汚染一般 
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