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J-GLOBAL ID:201602268972918609   整理番号:16A1312448

DEMシミュレーションによる一面せん断試験の隙間幅に関する検討

著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 21-31(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0044A  ISSN: 1880-6341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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一面せん断試験において上下せん断箱間に隙間を設けた場合,その隙間幅の大きさが強度特性に影響を与えることが報告されている.このためKimら1)は,数種類の砂質土試料を用いた一面せん断試験結果から,上下せん断箱間の隙間幅設定の基準となるスレスホルドライン(TL)を提案した.本研究ではKimら1)による一面せん断試験の状況を個別要素法(Distinct Element Method)により再現し,平均粒径を固定しながら粒度分布を変化させた試料を用いて隙間幅の大きさを変化させたシミュレーションを行い,TLの有効性について検討した.その結果,異なる粒度分布を持つ試料のスレスホルドポイント(T.P)が,Kimら1)の実材料実験より得られたTLとほぼ同様な傾向を示すことが示された.この結果は,せん断箱の隙間幅の設定に関して,提案されているTLが有効であることを示唆している.(著者抄録)
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分類 (1件):
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土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下 
引用文献 (21件):
  • 1) Kim, B.S., Shibuya, S., Park, S.W. and Kato, S.: Effect of the opening between shear boxes on the shear behavior of granular materials in direct shear box test, KSCE Journal of Civil Engineering, Vol. 16, No. 7, pp. 1132-1142, 2012.
  • 2) 矢田部 龍一, 大島 昭彦, 鈴木 耕司:土の一面せん断試験に関する全国一斉試験, 直接型せん断試験の方法と適用に関するシンポジウム 発表論文集, pp. 1-11, 1995.
  • 3) 例えばScarpelli, G. and Wood, D. M.: Experimental Observations of Shear Band Patterns in Direct Shear Tests, IUTAM Conference on Deformation and Failure of Granular Materials, pp. 473-484, 1982.
  • 4) Shibuya, S., Mitachi, T. and Tamate, S.: Interpretation of direct shear box testing of sands as quasi-simple shear, Geotechnique, Vol. 47, No. 4, pp. 769-790, 1997.
  • 5) Pradhan, T.B.S, Shiwakoti, D.R. and Imai, G.: Newly developed direct shear apparatus and some test results using clay, 第31回地盤工学会研究発表会講演集, pp. 847-848, 1996.
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