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J-GLOBAL ID:201602274219825074   整理番号:16A1272098

東南極における消滅した島弧-海洋システムに関するメタ炭酸塩岩のSr及びNd同位体の事証

Sr and Nd Isotopic evidence in metacarbonate rocks for an extinct Island arc-ocean system in East Antarctica
著者 (10件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 170-180(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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化学的に沈殿した炭酸塩堆積物は直接海水の組成を記録しており,地球の古環境,古海洋の存在を紐解く助けとなり,地球の歴史を通じて大陸の古期造構的位置に関する有益な糸口を提供してくれる。加えて,炭酸塩岩の地化学組成及び同位体組成は,堆積時の造構造環境や周辺の供給源の岩石組成に強く依存している。このことは,生物の活動度がそれ程顕著ではなく,植生が実質的に欠如していた時期の先カンブリア紀では特に重要である。ゴンドワナ大陸の最終併合以前の新原生代での東南極大陸形成に先立って,消滅してしまった東南極海及びその周辺の海洋島弧の存在の証左を提供する。東南極のSor Rondane山脈から採集した,化学層序的に良く分かっているメタ炭酸塩に,多元素同位体地化学手法を適用し,未だ確定されていない南極内陸部の島弧システム,中央海洋火山列島及び浅海性大陸棚を取り巻く炭酸塩堆積に関するモデルを報告する。それら全ては後期新原生代から前期古生代に,ゴンドワナ超大陸の最終併合以前に現在の東南極を形成していた。これらの結果は,モザンビーク海と東南極海とを分けていた海洋島弧システムの存在を支持している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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先カンブリア時代  ,  同位体地質学 
引用文献 (30件):

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