特許
J-GLOBAL ID:201603005291950755

通信システム及び鍵情報共有方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 英仁 ,  河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-139074
公開番号(公開出願番号):特開2016-019054
出願日: 2014年07月04日
公開日(公表日): 2016年02月01日
要約:
【課題】第1通信装置及び第2通信装置が鍵情報を共有して暗号処理を行うことができる通信システム及び鍵情報共有方法を提供する。【解決手段】監視装置は、ECUの記憶内容の複写データに基づくハッシュ値を算出し、その一部分を確認用情報としてECUへ送信する。ECUは、受信した確認用情報が自ら算出したハッシュ値に含まれる場合、自らが算出したハッシュ値から確認用情報を除いた値から、更に一部分を抽出して応答情報として監視装置へ送信する。監視装置は、受信した応答情報が自らのハッシュ値に含まれるか否かを判定する。ECU及び監視装置は、それぞれ自らが算出したハッシュ値から、確認用情報及び応答情報を除いた残余値を共有鍵として以降の暗号処理に用いる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
第1通信装置と記憶部を有する第2通信装置とが暗号処理に用いる鍵情報を共有する通信システムにおいて、 前記第1通信装置は、 前記第2通信装置の前記記憶部の記憶内容を記憶した記憶部と、 該記憶部の記憶内容に基づくハッシュ値を算出する第1ハッシュ値算出手段と、 該第1ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値から第1部分を抽出する抽出手段と、 該抽出手段が抽出した前記第1部分を前記第2通信装置へ送信する第1部分送信手段と を有し、 前記第2通信装置は、 自らの記憶部の記憶内容に基づくハッシュ値を算出する第2ハッシュ値算出手段と、 前記第1通信装置から前記第1部分を受信する第1部分受信手段と、 該第1部分受信手段が受信した前記第1部分が、前記第2ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値の一部分と一致するか否かを判定するハッシュ値判定手段と、 該ハッシュ値判定手段が一致すると判定した場合に、前記第2ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値から前記第1部分と異なる第2部分を抽出する抽出手段と、 該抽出手段が抽出した前記第2部分を前記第1通信装置へ送信する第2部分送信手段と、 前記第2ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値から前記第1部分及び前記第2部分を除いた残余値に基づいて前記鍵情報を生成する生成手段と を有し、 前記第1通信装置は、更に、 前記第2通信装置から前記第2部分を受信する第2部分受信手段と、 該第2部分受信手段が受信した前記第2部分が、前記第1ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値の一部分と一致するか否かを判定するハッシュ値判定手段と、 該ハッシュ値判定手段が一致すると判定した場合に、前記第1ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値から前記第1部分及び前記第2部分を除いた残余値に基づいて前記鍵情報を生成する生成手段と を有すること を特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  H04L 9/16 ,  G06F 21/60
FI (3件):
H04L9/00 601C ,  H04L9/00 643 ,  G06F21/60 320
Fターム (10件):
5J104AA01 ,  5J104AA16 ,  5J104AA34 ,  5J104DA05 ,  5J104EA15 ,  5J104EA24 ,  5J104JA03 ,  5J104NA02 ,  5J104NA12 ,  5J104NA37
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 暗号と情報セキュリティ, 19960220, 初版4刷, pp.72-73

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