文献

J-GLOBAL ID：201702239532040463   整理番号：17A0545020

ソーシャルコーディングにおけるユーザの評判と提案の採否の関係について

著者 (2件)： 江見圭祐 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  乃村能成 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： DPS-169  ページ： Vol.2017-DPS-169,No.11,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2017年01月12日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ソフトウェア開発において,ソーシャルコーディングと呼ばれる手法が広がりつつある。ソーシャルコーディングで進められるプロジェクトには,様々なソースコードの変更が提案される。これら提案の良し悪しの判断には,提案の内容だけでなく,提案を作成したユーザの評判も影響を与えていると考えられる。そこで本稿では,ユーザの評判と提案の採否の関係について分析し,ユーザの評判ではなく,ユーザの行動のみを学習することで提案の良し悪しを自動で判別する手法について述べる。そして,提案手法によって算出された提案の有益さの精度を評価することで,ユーザの行動のみから提案の中身の良し悪しを予測できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *コーディング ,  評価 ,  *ソフトウェア開発 ,  認識 ,  *消費者行動 ,  計算機コード ,  提案 ,  因子分析 ,  *学習 ,  評価基準 ,  プロジェクト ,  *計算機アルゴリズム
準シソーラス用語： ソーシャルコーディング ,  評判 ,  判別 ,  採否 ,  ユーザ行動 ,  ソースコード ,  ランダムフォレスト

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (10件)：

• GitHub, Inc.: GitHub, GitHub, Inc. (online), available from <https://github.com/> (accessed 2016-12-17).
• Dabbish, L., Stuart, C., Tsay, J. and Herbsleb, J.: Social coding in GitHub: transparency and collaboration in an open software repository, Proceedings of the ACM 2012 conference on Computer Supported Cooperative Work, pp. 1277-1286 (2012).
• GitHub, Inc.: About, GitHub, Inc. (online), available from <https://github.com/about/> (accessed 2016-12-17).
• 江見圭祐,乃村能成,谷口秀夫:ソーシャルコーディングにおけるユーザの行動に着目した有益提案の抽出,情報処理学会研究報告,Vol. 2016-DPS-167, No. 5, pp. 1-9 (2016).
• 檀上未来,乃村能成,谷口秀夫:ソーシャルコーディングにおける有益な提案の抽出について,情報処理学会研究報告,Vol. 2013-DPS-157, No. 4, pp. 1-8 (2013).

タイトルに関連する用語 (2件)： 評判 ,  提案