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J-GLOBAL ID：201702255891389543   整理番号：17A0603245

炭素複合樹脂材料の内部構造観察

著者 (3件)： 山本徹也 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  上松克匡 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  豊田直也 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 名古屋大学電子光学研究のあゆみ  (Nagoya University Ayumi(Progress Steps) of the Electron Optics Research)
号： 28  ページ： 34  発行年： 2017年05月10日 
JST資料番号： X0925A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱可塑性樹脂であるナイロン,PMMA,ポリN-ビニルアセトアミドのコロイドを調製し,これで炭素繊維表面を修飾し,熱可塑性樹脂の含浸性に与える影響を走査電子顕微鏡観察により評価した。得られた炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFR TP)の断面観察像から,熱可塑性樹脂コロイドで炭素繊維束を表面修飾しておくと,炭素繊維束内部は熱可塑性樹脂が浸透し,繊維と樹脂界面に空隙の発生を抑制できることが分った。廃材CFRPを粉砕して得られる繊維長の短いリサイクル炭素繊維にもこの表面修飾技術を適用し,これを熱可塑性樹脂にフィラーとして埋込むことによる再利用法を検討した。

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  ポリビニルアミン ,  *炭素繊維 ,  ナイロン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  コロイド ,  *化学修飾 ,  浸透率 ,  表面改質 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： CFRTP ,  PMMA ,  ポリビニルアセトアミド ,  浸透性 ,  表面修飾

分類 (1件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭素 ,  複合樹脂材料 ,  内部構造 ,  観察