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J-GLOBAL ID：201702274824213677   整理番号：17A0962932

巨大磁気熱量効果を示すFe基化合物のメタ磁性転移と結晶構造

著者 (5件)： 藤枝俊 (東北大 多元物質科研) ,  三井好古 (鹿児島大 理工) ,  小山佳一 (鹿児島大 理工) ,  深道和明 ,  鈴木茂 (東北大 多元物質科研)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2016  ページ： 119  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Ar雰囲気下でアーク溶解によりLaFe₁₂B₆を作製した。強磁性不純物を含まない試料を用いて,低温・磁場中X線回折測定を行い,磁気熱量効果の制御と応用において重要な知見となるメタ磁性転移と結晶構造の関係を明らかにした。常磁性状態-反強磁性状態の相転移では,SiN₁₂B₆型構造は保持される。反強磁性状態あるいは常磁性状態から強磁性状態へのメタ磁性転移では結晶構造の変化を伴うことが明らかになった。

シソーラス用語： *磁気熱量効果 ,  *磁気転移 ,  *結晶構造 ,  X線回折 ,  ランタン化合物 ,  *鉄化合物 ,  ホウ化物
準シソーラス用語： *巨大磁気熱量効果 ,  *メタ磁性転移 ,  常磁性-反強磁性転移

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

引用文献 (4件)：

• M. Rosenberg, T. Sinnemann, M. Mittag and K. H. J. Buschow, J. Alloys Compd. 182 (1992) 145.
• Q, A. Li, C. H. de Groot, F. R. de Boer and K. H. J. Buschow, J. Alloys Compd. 256 (1997) 82.
• S. Fujieda, K. Fukamichi and S. Suzuki, J. Magn. Magn. Mater 421 (2017) 403.
• L. V. B. Diop, O. Isnard and J. Rodr?guez-Carvajal, Phys. Rev. B 93 (2016) 014440.

タイトルに関連する用語 (4件)： 巨大磁気熱量効果 ,  Fe基 ,  メタ磁性転移 ,  結晶構造